役に立った動画

役に立った動画

○キンブレル投手の投球フォームスローモーション

 

 

メジャートップクラスの選手の貴重なスローモーション動画。横アングルというのもレア。
球をリリースした後の腕の動きが、従来の言説と全く違うということに気付かせてくれた動画。

 

⇒動画開始12秒前後に注目してください。球をリリースした直後、肩がゼロポジションにあるうちに、腕がブルブルっと高速で左右に捻られて力が吸収されています。

 

後ろ足の動きも興味深いものがあります。
なぜ脚が勢いよく跳ね上がってくるのか?その疑問に対するヒントが詰まっているような気がします。

 

 

○チャップマン投手の練習動画

 

 

チャップマン投手の面白いところは、横からみたときの球を投げるまでの球(球を持つ手)の軌道です。
球を頭の高さまで持ち上げてから、普通はキャッチャー方向に向かって真っ直ぐ球が移動するように見えるのですが、(上のキンブレル選手の動画でも分かります。)
チャップマン投手の場合、徐々に身体が伸び上がり、上の方向に向かって出ていきます。
普通、このような軌道だと球は上に飛んでいってしまうのですが、投げる瞬間にカクッと下がり、角度が付いてキャッチャー方向へ飛んでいきます。
このあたりに速球の秘密があるのか?それともこれは悪い癖でこれが直ればもっと早くなるのか?
今後も研究対象として興味深いところです。

 

 

○ブルペン動画

 

各投手のブルペン動画。試合中の映像とは違って、間近で臨場感あります。
良質な動きを見ることで、リズムやテンポといったものが感覚的に分かるようになります。
「フォーム」も大事ですが、「リズム」や「テンポ」といったものも非常に大事です。
「リズム」や「テンポ」というものは本や画像では分かりません。
視線や、息遣いや、構えの調整の仕方、変化球を投げるときのフォームの違いなど、細かい部分も見ることができ非常に参考になります。
youtubeの関連動画にはその他の選手もたくさん出てきます。

 

 

 

 

 

 

○村田兆治さん

 

 

怪我をきっかけに常識にとらわれないフォームを自ら研究し、まさかり投法を開発。
自分の身体にあった理にかなったフォームで、60歳を過ぎても135kmを投げる超人。
特に、テイクバックからの肩の脱力は特筆。腕の垂らしはそのためと思われる。
腕のふりも、当時の日本人では珍しいメジャーリーガータイプの横スイング。